小豆

【小豆】あずき

マメ科ササゲ属アズキ種 英: azuki bean, small red bean Vigna angularis

主な用途 :
餡、汁粉、ぜんざい、おはぎなどの甘味、赤飯、あずき粥、雑煮などの料理、あずきパフ、あずき粉末などの食材

人の心を和ませる「あんこ」

日本で最も小豆の収穫量が多いのは、ダントツ北海道。次いで兵庫、京都、岩手、岡山と続きます。その8割が「あんこ」に加工され、和菓子やパン、洋菓子、冷菓などにも使われています。農家が少量だけ自家消費用に栽培するような小豆も入れると、数百、数千種類もの品種があります。古くは縄文時代の遺跡から出土したという話も聞かれ、日本各地には「小豆」の字が入る地名も多数見られます。甘い「あんこ」が初めて作られたのは、西暦820年頃の京都で、御所に献上された「小倉あん」が始まり。二尊院には「小倉餡発祥之碑」も残っています。

あずき養生で健康に

ビタミンB1、B2、B6、食物繊維、鉄分、ポリフェノールなど、その1粒に美容や健康維持に役立つ成分が豊富です。かつて、白いご飯を主食とするようになり増えた「江戸病(脚気)」の予防にも、小豆の摂取が一役かったとか。小豆を食べると、むくみがとれ、肌がきれいになり、脚気や風邪の予防、夜尿症を抑え、二日酔いの快復にも‥‥と民間薬としても長らく食べられてきました。今でも母乳の出や、産後の肥立ちを良くするとして、出産後に小豆食を奨める地域もあります。

抗酸化作用に優れた働きをするポリフェノールが、小豆には赤ワインの約2倍含まれている、食物繊維はゴボウの約3倍‥‥ 定期的に小豆を摂る習慣を身につけ、「疲れたらアンコもので元気回復」は、健康的なチョイスと言えましょう。

小豆の赤は祝事にも厄除けにも

小豆を使ったもう一つの代表的な食べ物と言えば、お赤飯。昔からお祝いごとの席に付き物でした。誰かを応援する気持ちで作ったり、健康を考える上で日を決めて繰り返し作り続けたり‥‥。そのお赤飯を「小豆の赤は邪気を祓う」として、厄除けに食べる地域もあります。葬儀の精進あけにお赤飯を配るとか。日本の各地で受け継がれてきた小豆にまつわる風習や食文化を、小豆を食べることと共に未来につないでいきたいものです。

小豆

小豆の子実

小豆

小豆(大納言)の花 8月の終わり頃、葉腋に黄色い花を咲かせる

小豆

伝統的な和菓子は季節を感じさせてくれる

収穫データ

出典:農林水産省平成27年産大豆、小豆、いんげん及びらっかせい(乾燥子実)の収穫量

小豆

小豆を使ったレシピ

粒あんとヨーグルト白玉

自家製あんこは甘さも、やわらかさも自分好み。甘味に添えたり、冷たいデザートに使ったり‥‥

小豆

材料

粒あんの材料
  • あずき 1カップ
  • 砂糖(きび糖を使いました)1カップ+水1カップ
  • 水飴 大さじ1
  • 塩 好みで1〜2つまみ
    (入れなくても良いですし、入れると甘さが強調されます)
ヨーグルト白玉の材料〈白玉 約30個分〉
  • 寒晒粉(白玉粉)130g
  • ヨーグルト(無糖、低糖)150g
  • ※ヨーグルトの種類により水分が異なります。最初は100gくらい加え、固さをみながら増やしてください。ヨーグルトが苦手な方は、絹ごし豆腐でもしっとり美味しくできます。寒晒粉と1:1の分量から固さをみて調整してください。

作り方

粒あんの作り方
  1. 小豆を水洗いし、しばらく水に浸してアクを出させる。
  2. 鍋に小豆と新しい水を入れて中強火にかけ、沸騰したら5〜10分ほど煮る。
  3. 煮汁を捨てて新しい水を加え、中弱火で小豆を煮る。沸騰したら弱火に落として40〜50分煮る。小豆がほどよく煮えたら豆が破けないうちに火を止める。
  4. 鍋に湯を沸かし、砂糖を加えて溶かす。
  5. 3の小豆を煮汁と分けて、茹でた小豆をやさしく水洗いする。
  6. 4のシロップに5を浸し、2時間ほど寝かせる。
  7. 6を中弱火にかけ、火が通ってきたら弱火にして、ゆっくり混ぜる。ヘラを立てて焦げないように、豆が割れないようにやさしく煮詰める。
  8. 水分が減ってきたら水飴を加え、やさしく混ぜる。小豆の煮汁がまだ残っている状態で火を止める。
  9. ※熱アツの時ちょうど良いくらいで火を止めると、冷めたらパサパサのあんこになります。ジュクジュクゆるゆるで火を止めてください。タイミングが過ぎてしまったら、湯を加えてアンコをゆるめてください。
ヨーグルト白玉の作り方
  1. ボールに寒晒粉とヨーグルト2/3量を入れて混ぜ、固さの加減をみながらヨーグルトを足し加えながら生地をこねる。
  2. 白玉を作る。大きめのビー玉くらいに丸め、つぶして「おはじき型」に形作る。
  3. 熱湯で白玉を茹でる。鍋の中に白玉が浮いてきたら更に5分ほど茹でる。
  4. 茹でた白玉を冷水にとり、冷ます。あんこを添えて器に盛り付け、出来上り。
  5. ※ヨーグルトのほのかな酸味と粒あんの甘さが互いを引き立て合います。ヨーグルトが苦手な方は、絹ごし豆腐で代用してください。
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